図南の翼の謎を解け!
図南の翼の謎を解け!

図南の翼、最大の謎。
それは、犬狼真君の言葉ー
「怪我人がいる、わたしがいない、だから妖魔は来ない」(ホワイトハート P.395)
ではないでしょうか!!
読んだ瞬間、私はこう思いました。
はあ?!わからん!何言ってるの、真君!!


結局、珠晶も意味を十分理解せぬまま、王となり、
以来90年間、あの言葉の真相は明らかにされていません。
・・・勿体無い!せっかく神仙からのありがた〜いお言葉ですから、ここははっきりさせたい!
と、言うことで、私なりの意見をまとめてみました。

まず、ここで、意見が語られる前に真君自身の中で確信があることが前提。それは・・・

珠晶が王である

と言うこと。まあ、こんなの真君の語り口調から察することができますので。

さらにこれは犬狼真君の言葉からの推測。

「言っておくけどここに妖魔が向かってきている」(P379)

これは後に真君の嘘だと言うことが発覚しますが、
本当のところ、真君は妖魔の類いの気配を感じることができるのでは!!
なんて言っても彼は天仙!
この時にはすでに麒麟らが向かってくる気配がしてたのかも!
ってことで、

まずは「怪我人がいる」

怪我をした頑丘を連れているため、珠晶がこれ以上昇山することは非常に困難だと思われます。
ってことは、このままでは珠晶は蓬山まで辿りつけません。
ですが珠晶は王!王さんがこんなところで困っているのに、麒麟さんが主人になる人が来るのをゆっくり待ってなどいられないのです!!
やっぱりこの時点ですでに麒麟さんらは向かって来ているのでは。
じゃないと、「その(昇山の道まで珠晶を送る)必要を感じないから」とか言わないと思うんですが。

次に「わたしがいない」

この言葉の後に、真君は「滅多に人には会わないんだ、わたしは」と言っています。
ここでは何のこっちゃわからん発言ですが、その後、麒麟さんがやってくると共に実は剛氏も一緒にやって来ています。
人に会わない=剛氏らに会わない(会えない)
もしかしたら天仙の掟で人に姿を見せるのは極力避けなければならないのかもしれません。
って言うかお前、誰?って話になるしね。

※珠晶は王になる人だし、それは天の計らいで。(天神をも巻き込む運の強さです)頑丘はついでだ。(きっと独りだったら助かってないな、うん)
だから、麒麟さんと共に一般人がこちらに向かってきているのを感じとっている(はずの)真君としては早く退散しないと〜!!と思ってたのかも!

そんでもって「だから妖魔は来ない」

今までの仮定を総合して考えると、麒麟さんらがやって来るんであって、「妖魔」は来ないんです。

これはもしや妖魔じゃなくて、麒麟さんの使令(の妖魔)が麒麟さんを連れて来ると言いたかったのでは。
だって妖魔は麒麟に使役されてる間は「〜の使令」。ただの「妖魔」にあらず。
もしかしたら、供麒の使令が珠晶のもとへ向かう御一行の行く先を先回りして、みんなが安全なように、妖魔をなぎ倒しながら進んでたかも!!(だから妖魔は退治されちゃってて来ない、みたいな)
あ、むしろ供麒に使役されてる妖魔はやっぱりそれなりに強いわけやから、そのへんのザコの妖魔は逃げてっちゃってるのかも!!(だから妖魔は逃げちゃってて来ない、みたいな)


結論(訳):「怪我人がいるから、これ以上の昇山は厳しいだろうけど、わたしが送るまでもなく、実は今、麒麟が君を迎えに来てる途中なんだよ。それと共に人が来るので、わたしは消えるけど、まあ、麒麟が来てるからその使令の力に圧倒されて妖魔は来ないよ、大丈夫。言っとくけど、わたしに会って助けられるなんて、すごい運の強さだよ、やっぱり君は王さまに間違いないな!」

ってとこでしょうか。 どうでしょう、こんな感じで図南の翼の最大の謎、これにて勝手に一件落着!

ちなみにアンケートです。

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